三度の仕切り直しで角田山頂に立つ

三度の仕切り直しで角田山頂に立つ晴れあがりました 温度も高くて良い一日でした さて先月二度中止となったカモメさんの角田山登山 このお天気に恵まれて登頂してきました
今年の子ども達は例年にも増して元気でしたね 「まだ―」「もうどのくらい」の声がなかったから驚きです
昨年もそうでしたが年々強くなってきている感じがします 小さい時からの散歩が力の源となっているようです 苦もなく登りきったという印象です 今年のカモメさんのバックボーンには絵本「ことろのばんば」がついています登りながら随所に「ばんば」のお話しが出てきます なかでも極めつけは 途中にある山小屋でした 「ここばんばのお家だよ」と言うと子ども達の顔色が変わりました なにしろ「怖い」だけのイメージがあるばんばですから 子ども達にとっては「とんでもない山に来てしまった」ということでしょう もう泣き出している子まで でも「静かにしていけば見つからない」との声に励まされ小屋を遠巻きにして通過しました 登山道には落ち葉がいっぱい 歩くとサラサラと音がします これがまた一層寂しい気分を盛り上げてくれました いいのですね ということでお天気も申し分なくいい気分で登ってきました 帰りの駐車場につくとバスの中に「ばんば」からの手紙が入っていました みんなで読んだ後百段近くの階段を上って神社にお参りをしていました 「ばんば出ないでくれよ」とみんなで話していました 「バスはかぎが掛かっていたのにどうやって手紙を置いたんだ」とか盛り上がっていました 佐渡に沈みかけた夕陽にトンビの「ピーピ」という声がこだましてなんとも遅い秋の一日の幕が閉じていきます
 ところでこの登山、計画にはなかったのです 二度中止となれば「仕方ない」ということだったと思いますが子ども達の強い気持ちそれを後押しして下さったお家の皆さんの要請が担任はもちろん職員全体を動かしての実現でした とうとう登ることができてよかったです ありがとうございました 子ども達疲れたことと思います 今日は早めに寝ていい夢を見て下さい